犬とパンダと英語ときどきワイン

英語とか語学とかワインとか

【洋書レビュー】ワトスン「英語学習者用の本なんだから難解な推理はやめてーwww」

今回の書籍

Sherlock Holmes and the Duke's Son by Sir Arthur Conan Doyle

Sherlock Holmes and the Duke's Son: 400 Headwords (Oxford Bookworms Library)

語数:5,950

YL:2.0

 

まとめと感想

ご存知シャーロック・ホームズの短編がこのレベルでも読めます!原作のテイストはそのまま、カットはあるけど、忠実なリトールドとなっているようです。

失踪した息子の行方、同じく行方不明のドイツ語教師、そして轍の謎……。

 

ところで、GR(Graded Readers)は主にイギリスの大学出版社のものが多いですが、その背景にはイギリスが植民地で英語を普及させるために使用してきたという歴史的背景があると聞いたことがります。そんなわけで、GRにはイギリスの小説のリトールドや、イギリスに関係するノンフィクションが多かったりするのでしょう。

今回のシャーロック・ホームズも当然舞台はイギリスですし、イギリスの文学なわけで、本文はイギリス英語が使われています。

多読と思って読んでいると意外と気付かないのがアメリカ英語とイギリス英語の違い。今回の書籍ではタイヤのスペルが「tyre」となっており、普段目にするアメリカ英語の「tire」とは異なるスペリングだったりします。他にももちろん違いはたくさんあるわけですが、その違いを感じながら読むのも、GRの楽しみの一つだなぁと思うのでした。